せっかく美味しそうなホールケーキも切り分けた時、断面が汚いと気持ちが萎えてしまいそうですね。
それが誕生日などのイベントの時だと尚更です。
これからの季節、お店でホールケーキを購入する機会がありそうですね。
そんな時に使えるホールケーキの切り分け(カット)を綺麗に行うコツをお届けしたいと思います。
自分で作ったケーキや購入したケーキでも、またタルトのような固いケーキでも綺麗にカットして、見た目も良いまま美味しく召し上がって下さい。

包丁の角度は45度
写真は5号ケーキのカットです。
写真より大きなケーキであっても基本的にやり方は同じだと思って下さい
手順
①包丁は横から見て45度くらいにして包丁の先端から5cm前後の箇所にケーキを当てます
②そこから包丁の角度を変えず、手前に2〜3cm引きながら下ろしていきます
③包丁の先の部分が完全に下まで着いたら
少しずつ引きながら角度を0になるようゆっくり下ろしていきます
④包丁が完全に下に着いたらゆっくりと抜いて引き抜いていきます
カットする度に包丁は洗いましよう
包丁は1回カットする度に必ず洗うか綺麗な布でクリームを拭き取って下さい。
クリームが付着したままカットを進めていくと切り分けた断面が汚くなってしまい、カットもやり難いです。
台所で1カット毎にお湯でクリームを流し
綺麗な布で水分を軽く拭いてからカットを続けるのが理想です。
キッチンペーパーなどを使ってクリームを拭き取るのもアリですが、お湯で流す方がよりカットしやすいかと思います。

チーズケーキやチョコレートケーキ、タルトなど
種類が違っても基本的にやり方は同じだよー
チーズケーキと言えば…
このチーズケーキはかなりイケてました!
タルトなど固い物のカットは30度で
スポンジケーキとは違い、タルトケーキのカットは比較的簡単です。
ですがスポンジケーキと切り分け方が若干違います。
タルトケーキはスポンジケーキと固さが全然違う為、カットするラインを決めたら一気にカットします。
手順
①包丁を横から見て30度くらいにセットし、刃先から3~4㎝下にタルトを当てます
②そのまま一気にカットします
③もし包丁の長さよりタルトの方が大きい場合は②の状態から包丁の先をそのまま中央付近まで引きずり、包丁の背を反対の手で軽く添えなるべく低く持ち上げ(包丁の刃先は下に着けたまま)一気にカットします
※包丁の各部名称についてはこちらを参照にして下さい

固い物のカットは包丁で「切る」というより「押す」つもりでカットしてね!
ただ一気に切り分けるから指や周りの物には特に注意を払ってね~
タルトならこれが一番のお薦めです!
カットしたケーキをお皿に移す時は?
綺麗にカットしたケーキをお皿に移すのも何気に難しいですね。
その時はスパテラやトングがあると便利です。

スパテラが自宅にある人は少ないかも知れません。
ですがステーキナイフやペティナイフの背の部分を使えば代用できます。
手順
①右利きの人ならスパテラ(もしくは代用品)の真ん中部分を使ってケーキの右端から掬う(すくう)ように取ります。(まな板や台紙を削るように掬います)
②そのまま手前にケーキの先端が見えるまで手前に引き、トングに持ち替えお皿に移します。


トングはケーキに対し45度くらいで持つと力を入れずに持てるので
ケーキを潰すリスクが減り、見た目も良いよ~
いかがでしたでしょうか?
以前よりクリスマスやお誕生日など、自宅などのイベントでホールケーキを召し上る機会が増えているかもしれません。
もしそんな機会がありましたら是非とも参考にして下さい。
また他にもケーキ作りの記事があるので興味がありましたらこちらもご覧下さい。
トラックドライバーでも作れる!男性が簡単に出来るケーキ作り【スポンジカット編】
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最後までご覧いただいた方に良い一日を!

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